【ブログ】大阪地裁の集団免責審尋(自己破産)

少し前になりますが、自己破産の申立てをされた依頼者が大阪地方裁判所で行われる集団免責審尋に出頭いたしました。

集団免責審尋とは、自己破産の手続きで、裁判官が破産申立人の免責(借金等を支払う責任の免除)を許可するかどうかを判断する面接のようなものです。

地域によって、裁判所の運用が異なるようですが、大阪の場合は自己破産の申立件数が多いためか、約20名の集団で行われています。

集団免責審尋の期日は、平日しか指定されませんが、約2カ月後のスケジュールの中で調整できる日程を申立人が選択できます。

司法書士は裁判所提出書類の作成しか出来ませんので、集団免責審尋に同席することはできません。いつも待合室で待機しております。

同席できないのですが、少しでも不安や緊張が和らぎ、安心してもらえればと思い、私のスケジュールも調整して必ず裁判所まで行きます。

集団免責審尋では裁判官から主に自己破産の制度(自己破産をしても支払責任が免除されるだけで借金自体は消えない)、免責不許可事由(破産法第252条1項。破産が原則として認められないギャンブル等の行為)、免責不許可事由の例外となる裁量免責(破産法第252条2項)、今後の生活(節約した生活、安易に保証人にならない等)が聞かれます。

裁判官からも案内があるようですが、集団で実施されるため、個別具体的なことを聞かれることはありませんので、ご安心ください。

免責審尋が終了しましたら、約1週間後に免責許可決定書が裁判所から交付されますので、自己破産の手続きが全て終了するということになります。

借金等でお困りごとがございましたら、お気軽にご相談ください。

司法書士 軍司嘉清

免責不許可事由とは?