【ブログ】簡易裁判所から支払督促という書類が届いたら

約20年前に契約した商品の立替払いについて、簡易裁判所から支払督促が届き、弊所に相談された案件がありました。

支払督促とは債権者からの申立てに基づいて金銭等の支払いを求める簡易裁判所の手続きです。

このようにかなり昔の契約の場合、消滅時効が成立している可能性があります。実際に消滅時効を援用することで解決することができました。

仮に消滅時効が経過している場合でも、借金を認めたり、一部弁済してしまうと時効期間が最初からカウントすること(債務承認といいます)になります。時効は「時効援用」といって、時効を主張しなければいけません。

簡易裁判所から支払督促が届いて、ほったらかしにしているのもダメ(給与や財産を差し押さえされてしまうこともあります。)ですので、ご注意ください。もし、本当に簡易裁判所から届いたものなのか、悪徳業者等からの架空請求等なのか分からない場合は専門家に御相談ください。

自分で対応する場合でも、届いた書類に記載された簡易裁判所の電話番号に掛けるのではなく、自らがインターネット等で簡易裁判所の支払督促係の連絡先を調べて電話する等の配慮が必要かと思います。

【裁判所:裁判所の手続を悪用した架空請求等にご注意ください。】
http://www.courts.go.jp/about/topics/kakuuseikyuu/index.html

司法書士 軍司嘉清